感動の夕日を見た翌日、余韻に浸りながらホテルで準備をする。今日は酒田の観光をして、輪行で自宅へ帰る予定だ。旅の最終日である。
山越えに比べればお気楽な旅になるが、輪行が初めてなので、うまく行くか幾分緊張もしていた。
電車は13時くらいに出発なので、それまで酒田の観光だ。ホテルを出て駅方面へ向かった。

酒田観光 本間美術館へ
殿様より力があったっという豪商、本間家旧邸宅の本間美術館を訪れた。
私は歴史好きなので展示物のビッグネームぶりに驚く。
藤原定家や、吉田兼好、西郷隆盛の自筆の書など、すごいコレクションだ。
また旧邸宅も、皇室御用達というくらいだけに練りに練られた庭の作り、家屋の豪華さであった。




HP張っておきます。このHPもすごいHPですね。
結局、本間家で時間がいっぱいになり(もっと見たかった)、酒田駅前のラーメン屋でお昼にして、輪行の準備を始める。
駅の端のほうで自転車をひっくり返す。前輪後輪を外し、ひもでフレームに括り付ける。
この後にも何度か輪行したが、自転車を解体していると駅員さんや駐輪場の方に良く声を掛けられる。
「大変だね」とか「どうやってやるの?」など皆好意的で興味を持ってくれる。
慣れていないのでハンドルの向きを間違ったり、クランクが刺さったりして手が黒くなったりしながら、無事モンベルの輪行袋に収めることができた。肩に紐をひっかけて駅に入る。
そして、この写真を撮るのだ。


輪行 酒田から仙台へ
羽越本線で新庄へ向かい、新庄~仙台は残念ながら今年で運行が終了した「リゾートみのり号」で帰った。
3日間かけてたどり着いた道をものの3時間くらいで仙台まで戻ってくる。
電車って早いな、と輪行をするとつくづく実感する。
仙台からは自宅最寄り駅まで乗り、そこで自転車を組み立て、自宅へ帰った。
まさに自転車で出発して、自転車で帰ってきたわけだ。感慨深い。
ほどよい疲れと、達成感で良いゴールデンウィークの旅になった。
輪行もできるとなると、行動範囲も広がるので、今後の自信にもなった。
ただ、輪行は紐が方に食い込むし、エレベータがない駅だときつい。
輪行用には軽い自転車が欲しいもんだな、と思ってしまったのも事実だった。ラレーはもろもろで10Kgくらいだろうし、もっと軽くしたい。ただ今のカーボンなどもディスクブレーキなどなどで重くなってるし、カーボンの衝撃へのもろさなど考えると、気持ちの面では頑丈な鉄でもいいのかもしれない。スレ、傷は必ず付くし。
旅の思い出






また自転車旅の計画を立てたい。
ラレーCRF 日本横断編 完
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