前回まで春、夏に始めたキャンプ道具を書いてきましたが、もうすぐ冬ですし、冬キャンプの道具についても書こうと思います。
そもそもキャンプ初心者だった私は、キャンプは夏にやるものだと思っていましたが、ほかの方のブログなどで「キャンプは冬が本シーズン」などと見て、そうだったのか、と驚くとともにやって見たくなりました。
結論から言うと、冬キャンプは最高でした。
ただ、やっぱり装備をしっかりしないと寒いだけで大変な思いをしますし、下手すると命が危険です。いろいろな方のブログやYouTubeを見たり、本などを読んで、挑みました。
冬キャンプ テント
冬キャンプ用に買ったのは定番中の定番、テンマクデザインのサーカスTC DXです。

理由はメーカーは推奨していませんが、暖房を使うからです。石油、薪いずれにせよ、綿と混紡の素材が換気を良くしてくれます。
これを買う前の話ですが、11月くらいに一度暖房なし、モンベルのステラリッジテント、同じくモンベルのバロウバッグ#0で、夜にマイナス5度でなんとか一夜を過ごしました。寒すぎて、あの日ほど朝日が有難かった日はありません。寒くて夜は寝れず、明け方日の光を浴びて少し寝れました。テントから顔だけ出して(日光を浴びて)寝ていたので、傍から見たらヤバイ人ですね。それほど寒かったんですよ。
焚き火をすれば暖かいと思っていましたが、あまりそんなこともなく、熱は直ぐにどっかに飛んで行ってしまうのです。もちろん寝るときは火を消しますし。
そして今度冬キャンプをするなら、暖房器具を使おう、と決めていましたが、一酸化炭素中毒が心配です。そこで換気がいい素材と、密閉性のないテント(サーカスTCは底がなく、風が入る)ということでこれにした次第です。 ※メーカーはテント内でのストーブ使用は非推奨です。
換気ももちろん良いですが、このテントの素晴らしいところは、
・設営が早い。本当に早いです。ステラリッジでキャンプしていた時、隣にサーカスTC立てていた人があっという間に立てるのを見て驚嘆しました。
・腰が楽(これは私にとってとても重要なファクター)入るときに屈まなくてもいい(ニッコリ)。
・前が広く空いてタープみたく使えるのでタープが要らない。

冬キャンプ 石油ストーブ
このテント、サーカスTCとセットで、「薪ストーブ」がネットでよく出てきます。が、今年はそこまで手が(予算が)回らず、薪はあきらめ、「石油ストーブ」にしました。
トヨトミ レインボーストーブです。

このレインボーストーブ、まずきれいです。火が反射してカラフルに光ります。ランタンみたいなルックスもかわいいし、ちょうどいい大きさと重さ、家の中でもよく使われている安心感があります。ケトルを置いていつでもお湯が沸いています。
キャンプじゃない日も真冬の廊下や風呂の前などで奥さんが毎日使っていました。
「ピーッ」という着火音がいいんですよね。
だんだん火がついていく感じも見ていると萌えますし、癒されます。

あと、予備でガスボンベで使える小型ストーブも買いました。イワタニの「マイ暖」です。
ピンポイントで足だけ寒い時など使いました。結構正面は暖かいです。
3時間くらいでボンベは終了です。コスパはよくないですが、予備で1個あると安心ですし、災害時も使えます。
ストーブの導入は以前の暖房なしキャンプを繰り返していた私に衝撃を与えました。
外は寒いけど中暖かい。
しかも、前回のキャンプ道具 その3でご紹介したモンベルのフォールディングコットもあります。
このテントとストーブ、コットにより、それまでのキャンプと違い、とたんに「家」らしくなりました。中で鍋なんか作ったりして、夜は降ってくる雪がテントにあたる音を聞きながら寝る。贅沢ですね。
しかも夏よりキャンプ場が混みませんので静かです。
朝起きると雪が積もっていました。



一酸化炭素チェッカー
ストーブのおかげで素晴らしいキャンプになりましたが、やはり一酸化炭素中毒が怖いので、2種類用意しました。

これがないと心配です。一度も鳴りませんでしたが、家で車に排気ガスなどでチェックしてから使いました。
他、寝袋や焚き火台などは前回書いたものの流用ですが、道具に関してはまたちょこちょことレビューしたいと思います。
冬キャンプの参考にした本です。
とにかく冬キャンプは最高でした。今年も行きます!
つづく
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